皆さんは、「クツ」にこだわってますか?
僕はよく子供たちに、「良いクツをはいて、良い本を読め」と教えますが、このクツへのこだわりはスポーツ選手にとっても、そうじゃない人でもとても大切なことです。
ちなみに、この教えは大学時代に発育発達の専門家である先生に教わり、僕がとても大切にしていることの1つです。
特に成長期の子供たちにとっては6ヵ月もすればサイズが変わってしまいます。さらに、全ての人において3ヵ月で足形は変わってしまうそうです。
このクツへのこだわりを持つか否かで、選手生命、いや人生そのものを変えてしまいます。
そんなことを言う僕自身も実は、生れてから現在に至るまで足にシックリくるクツに出会ったことがありません。どのクツをはいても微妙な違和感を感じていました。
たくさんのクツを試したり、インソールを替えたりとそれなりにこだわってきましたが、努力の甲斐なくムダな投資をたくさんしたりもしました。
ちなみに大学時代に履いていたスパイクは1足4万円を超えていました…
4年前に選手生活を終えてから、トレーニングをする機会は少なくなり筋力の衰えから膝や腰が痛くなることが出てきました。(まだ、若いのに…)
ストレッチや基礎トレを再開して、腰痛は軽減したのですが先日のマラソン大会に出場したときも膝に激痛が出たりと、膝に関しては一向によくなりません。
そこで思い切って、クツをフルオーダーすることにしたんです!
なので、先日さっそく足形などデータの測定に行ってきました。
今回お世話になったのは、兵庫県加古川市に研究所を持つM.Lab(ミムラボ)さんです。
社長の三村さんは、元アシックス社のクツ職人さんで、イチロー選手のスパイクなども担当されていたスゴ腕の職人さんです。
現在は独立されて、アディダス社と専属アドバイザー契約をされています。
ヤクルトの青木選手や、ソフトバンクの和田選手・内川選手、日本ハムの田中賢介選手、ドルトムントの香川選手などのトッププレーヤーも定期的に訪れるほどの研究所です。
※写真は、一緒に行った田中ヘッドコーチです。
そんなミムラボさんでの測定は、関節の可動域から3Dの足形まで本格的な測定でした。最後には社長直々にパーソナルな診断をして頂けます。
ちなみに僕は、内転筋と左ふくらはぎ・大腿・足首の筋力アップ、左足首可動域の抑制、足底部をほぐすことが必要だとのことで…課題は山積みです。
それに加えて、左右の足のサイズが5mm違うため、市販のものを買っても足には合わないそうです。もし買うなら、サイズ違いを2足…
さらにさらに、ハイアーチで横広なためピッタリ合うものはまずないみたいです。
その違いが、股関節や、膝、足首に痛みが出る原因となっていたようです。指摘もドンピシャリで、まさに神業的な診断でした。
そりゃシックリこないわけですね…
そんな僕もようやく自分に合ったシューズを手に入れることができます。
7月の1週目ぐらいには完成する予定です!
予算はランニングシューズで2.5万円〜3万円ぐらいで購入可能なので、足に悩みのある方や、アスリートを志す選手にはオススメです。
この投資は、未来を変えるかも…
3,000円〜15,000円でインソールのみの作製や、ランニングシューズ以外にも、野球スパイクやゴルフシューズの加工も可能です。
詳しいことが知りたい方は、北川までお尋ねください。
クラブマネジャー
北川 わたる